「…そっか、わかった」 ごめんなさい。 だけど、気持ちは 凄く嬉しかった。 「…」 その姿が見えなく なるまで、見届けた。 さぁ、戻るか… 「…っ!?」 サッカー部の数人が 水道に近付いて来た。 どうしよう… 違う方から行くか… 私は、反対方向から 体育館に戻る。 それにしても… さっき…梶君が 見えたような気が… 気のせいか。