――――昼休み。 私は一人で、 校舎裏に来ていた。 「…はぁ…」 「君、可愛いね?」 うーん…誰だっけ? 何組の人達? 「あ…の…」 二人の男子が、 私を壁まで追いやる。 「ねぇ…今から、 楽しく話そうよ?」 「…い…やだ…」 私は、怖くて 逃げられなかった。 いつもなら、 普通に逃げれるのに… それは、たぶん… かなり不良っぽい 人達だからだと思う。