「俺が呼んだら入ってこいよ?」
「分かりました」
私は2-Bの教室の前にいた。
することねぇ……。
とりあえずぼーっとしよう。
「お前ら今日から転校生がきた」
「心ちゃんまじでぇ?!」
「男?女?」
「不細工だったらパシリだな」
つーか
先生の名前わざとちゃん付けか?。
馬鹿にしてんのかよ。
私は壁を殴った。
教室の中が静かになる。
先生がひょっこり顔をだす。
「入ってこいよ井上」
先生に呼ばれしぶしぶ入る。
沈黙の中入る。
「井上 雪兎
邪魔な奴は潰す」
笑顔で言ってあげた。
「可愛い……」
「はっ?」
喧嘩売ったのに反応変!!。
なんで顔赤らめてんの??。
気持ち悪っ。
「馬鹿可愛いんじゃなくて綺麗だろ」
突っ込むとこ違う!!。
こいつら馬鹿なんだなって思った。