私は璃莵を覗き込むと目の下を赤くし私を見ている

まだ幼い顔だなー

中学三年ぐらいになればもう少し顔だも良くなる頃なのに…




「オレ。もう少し考えてみる!将来のことと…のこと」




えっ?


最後の一言が全然聞こえなく聞き返してしまった
がその質問には答えてくれず
私の両ほっぺたを両手で掴んだ




「朔夜さん!オレ朔夜さんのことが…」




「?」




急に切羽詰まった顔になる璃莵が私の名前をかなしげに呼ぶ