その頃、遥か「てをすりあしをする星」では。
ロイズ総長が頭を抱えている。
部下がホースを積み忘れていたからである。
心のどこかに、隊長ならなんとかするだろう、という気持ちもあるのだが、いかんせん脳天気な男だけに、説明だけで帰してしまった自分を悔やんでいたのだ。
過ぎたことは仕方ない。
遠くこの星から、地球の平和を祈るとしよう。
原子力発電所のそばの空き地の隅で、動き続ける放射能除去装置。
瓦礫を集めているうちゅうじん。
彼等の活動が、どれだけの役に立つかはわからない。
しかし、努力する者には「明るい未来」が待っているはずだ。
頑張れ隊長!
頑張れうちゅうじん。!
きっと君達の未来は明るいのだっ!
本編第七話
「本当に未来は明るいのか!?」
終わり
で
うちゅうじん。番外編も終わり。