駿クンの手を引っ張って走った。


いつもなら30分かかる所を
10分でつくことができた。


「多分今式の途中だよね・・・」

「まぁね」


駿クンはやっぱマイペースに
クラス表を見に行く。




「俺、2組」


「あ、私もだ!」


「ふーん。一緒か」


「早くクラス行こう!!」



ニヤニヤが止まらない・・・。

嬉しい。

でも、モテるだろうな、駿クン・・・


そういう不安を持って誰もいないだろう
新しいクラスに向かっていく。



手をつないで・・・