私と君が出会ったのが、あの橋。
私の名前は、優里。

学校帰りの途中、川を見たくなった。

その川は、とても小さい川だけど

ずっと、ずっと、続く川だった...。

私は、早く見たかった。

走って、走って...。


着いた。『誰か...いる...?』橋に居たのは、同級生の健斗だった。

成績トップ。全国剣道大会でベスト3に入るぐらいの
全部整った人...。

顔もイケメン!

年に10回以上告白されているけど、全部断ったみたい。

私は、ドキドキしながら橋へ向かう。

『健斗!』と声をかける。『優里かー!』

2人きりで話すのは初めて。

私たちは、毎日あの橋で会うようになった。




あの橋で会ってから3ヶ月。

健斗から手紙で
『5時、あの橋で待ってる』

私には時間が遅すぎる


私は、部活にも入ってない...。
一端、家に帰り


私服を着ることにして
あの橋へ向かう。

『おう!優里!あれ?私服?』『うん...。』
『すげー可愛い』『ありがと...。』


『俺は...優里が好きだ!!』『え...』『付き合ってくれないか?』

夕焼けと共に私たちは、付き合った。