「あれー?まだ先生居たんだっ」


「山口。 それは、こっちのせりふ。早く帰りなさい。」
「わかってるよー。つか、言われなくても帰るしー。」

あたしは、戸締まりする。

「ねー。この壁…先生がぜーんぶやったん?」
山口は、壁一面の作品を眺めて言った。

「…えぇ、そぅ。皆が頑張った証。」
「あそ。キモいから。」

山口は、ぅわー、あたしのもあるし。さいあくー。とか、キモいー、とかいいながら、帰って行った。




あと、1ヶ月…