洋風のお城みたいな大きな家。


金持ちかい!

大きな門をくぐって家の玄関までの道のりを歩く。


家の中に入ると執事が出迎えてくれた。


「坊ちゃんお帰りなさいませ」

「あぁ」


そのまま長い廊下を歩いて大虎の部屋らしきとこについた。


「ここ、俺の部屋」


そう言ってドアを開ける。

「きれ~」

「普通だろ」



大虎の部屋は黒と白の家具で統一されている。

ゴミ一つとして落ちていない。