『やったじゃないですかぁ!!

俺、応援してるんで頑張ってくださいね』


伊藤先生が俺に微笑む。


『はい!頑張ります!!』


俺は張り切って答えグラウンドに出る


良かった。伊藤先生が味方で。


でもやっぱり緊張する。


零が俺をまた避けるんじゃないかって…



『朝倉先生!!
こっち手伝ってください!!』


ぼーっと立っていると山田先生に呼ばれる。


『今行きます!!』


と答え、走り出した俺。


そのとき視界に入った零は藍葉と楽しそうに話していた。