それからしばらくして調理室に戻ると調理室の中から


「未来…大好きっ!!!」


と、零の声が聞こえた。



もう俺の出る幕はないみたいだな…



と、解釈した俺は静かに来た道を戻った。



『親友……か……。』


俺は静かに呟く。



なんか零と藍葉見てたら俺の学生時代を思い出した。



今の2人みたいに


くだらないことでケンカして


くだらいないことで笑い合っていた。


青春時代の思い出の1つ。



青春時代をともに駆け抜けた親友。


そのときは今青春してる。なんて思ってなかった。



だけど思い出すとあれが青春なんだよな…。


久しぶりに連絡取ってみようかな…



俺の親友に。