『で、何か用??』


投げやりな俺。


そんな俺を見て清水は


『そんなに零のこと好きなの??


あっそうそう…。

もうすぐ零来ると思うよ??』


と、言って笑った。



『はっ?!なんで…?!?!』


驚きを隠せない俺。



『実はさ…俺振られちゃった。』


清水はそう言って恥ずかしそうに頭をかいた。



『うん…。まあそういうことだから』



清水は



『頑張ってね~』


と、言って調理室を出て行った。




俺の頭は思考停止。



清水は西城に振られた。


これは分かった。


だけどなんで西城が今からここに来るんだ?


いや…出鱈目かもしれない…