『俺だって清水には負けないから。』



ってこの発言!!

ノリで言っちゃったけどかなりまずいよな??


教師がこんなこと言うのはヤバイよな?



『朝倉先生って子どもですね。』


清水はそう言ってクククと笑っている。



『教師がそんなこと言うのはよくないでしょ?

まあ教師だろうがなんだろうがライバルには変わりありませんから!!


俺は相手が朝倉先生でも手加減するつもりないんで…


そのつもりでお願いします。』


清水は余裕の表情。



コイツ…余裕ありまくりか?!

俺なんてピンチでおかしくなりそうなのに…。



情けねぇーな、俺……。



『ま、そういうことなんでよろしくお願いします。


じゃあ俺、部活行ってきます。』


清水は調理室を出て行った。



『ヤ、ヤバイ……』


俺はもう冷静でいられなくなった。



西城を清水に取られたときのことを考えたら…



って西城は俺のモノじゃないか…



だーっ!!!!!!



どうするんだ?!俺!!