『俺らって似た者同士なんだ?』


お互いのこと想いすぎちゃうところとか、すげぇー似てると思うんだ。



「えー?!先生と一緒なんかイヤだぁ…。」


冗談だと分かっていても今のはショックだ…。



『零……酷すぎる。』


と、俺が言うと


「冗談だよ?ね?ごめんね先生??」

零は本気で謝る。


たまに素直になる零も俺は好きだ。



『今から言う英文の答えを英語で返しなさい。』


零のツボは先生口調。

だから俺は口調を変えた。



よく聞いとけよ??



『Love of space 1 is lifted up to you』


俺の言葉を聞いた途端、零の目から再び涙が溢れた。


そして零は涙で詰まりながら


「Love of space 1 from you.

It firmly received it.」



と、返事をしてくれた。



もう絶対、俺はお前の手を離さないからな。