「ほら、シャキッとしてよ?!」 あーもううるさい。 俺は寝起きなんだぞ?? 『分かった、分かったから静かにしてくれ。』 俺は大きな欠伸をしてからイスに座った。 藍葉はなぜか机をはさんで俺の向かいに立っている。 なんで座んねぇーんだよ。 いつも料理室に来たら偉そうに座ってるだろーが。 「零が、 ………いなくなった。」