「え…?!これどういうことですか?!

先生のクラス…

















…西城零がいるじゃないですか!!」



そうです。



そうなんです……。



うちのクラスには零がいるんです。


『俺もビックリですよ。


担任が決まったあとに生徒って決まるんですけど…。


とにかく、頑張りましょうね。』


伊藤先生はそう言って俺に微笑む。


「朝倉先生、席変わりませんか??

向こうの3年生の先生たちのほうへ行かないと…。」


水谷先生の声で我に返り、
まとめてあった荷物を持って移動した。