30分後



無事、家に着いた俺は鏡の前に立った。




『………………?!?!?!?!』


自分の顔を見て俺は、言葉を失った。



だって…この年になって……



目が…腫れてるんだぜ?



しかも…原因が泣きすぎたから……



チクショー…零と別れて…

泣きすぎて……

目が腫れて……



俺…格好………悪い…


ソッコーでシャワーを浴びてスーツに着替える。



そして冷凍庫から保冷剤を取り出し目に当てた。



ひや~とした冷たさが心地よい。


ってそんなこと思ってる場合じゃない!!



俺は両頬をバシッと叩き、30分前に乗っていた車にまた、乗り込んだ。


なんて…忙しい朝なんだ。



『おはよーございます。』


なんとか間に合った俺は息を整えて職員室に入った。



ちなみに…目の腫れは治ってない…