あー
もぅ!!!!!



「ぢゃあ香織ちゃんで妥協します」



「そこで妥協しなくても
俺が優ーしくやってあげるのに」





はー、ぅん

これがねだだの患者なら
はいどーぞって
なるんだろうけど…



私、これから退院したらまた
普通の女の子として合うし


なんか
私と会ってるとき私のケツ
思い出されてたら嫌だし…



まぁこれは
被害妄想だけどさ


いやぢゃん…ね?





だから、




「はやく香織さん呼んでください逃げますよ?」



「逃げられるもんならな
でも
香織さん呼んだから今来るよ」




「そーですか…」



「何悲しい声出してるの?
やっぱり俺に…」



「いや、無いです」



と私がきっぱり断ると
隣から笑い声が聞こえた



「はははー
なんか2人で漫才でも出来んぢゃない!?」



「「ないない」」

こんな時にはもってしまった声。



「ほらぁー」



咲ちゃん…





漫才ぢゃなくて
せめて

コントだろ…


とつっこもうとしたら





病室のどあが開いた