「もちろんよ!」

「あたしも・・できれば頑張って見ます!」

「応援してるわ」

そういって学園長は微笑んだ。

綺麗ですね・・・。

「カケルくん、あなたのお嬢様をお部屋にご案内しなさい」

「かしこまりました。それではお嬢様案内させて頂きます」

「・・・はぃ」

あたしが返事をするとその執事は微笑んで前へ歩き出した。

あたしもその後を追った。



「ここがマリア様が育てている花やらがある庭園です」

「わっ・・・すごぉぃ・・・」

「こちらはロビーというものですね」

「・・・・・・」

すごすぎて声も出ない。

今、あたしは執事に学園を案内してもらっていた。

そのどれもが大きい・・・。