「えっ…?」


 今ガチャンって……鍵しめられた…?


 〖はぁーやっと2人きりになれたな〗


 だんだん要くんが近づいてくる。


 「何か用?」


 〖もう來斗から聞いたよな?〗


 「えっ………何を……?」


 〖俺が美瑠莉ちゃんのこと好きだって〗


 「あ……あれ……ホント……?」


 〖そうだよ〗

 
 トンッ

 教室の端っこにおいてあったソファーまで追い詰められてしまった


 「だから……その……前…キス……したの?」


 〖あぁ。そうだよ。〗


 なんか要くんの顔が変わってきた……


 いつもの要くんぢゃない。

 あの時と一緒……


 怖くなって目を閉じた


 すると、体を押されて……


 目を恐る恐る開いてみるとソファーに押し倒されていて

 要くんの顔がすぐ近くにあった



 「……っ……!?」