哲サイド


「目が覚めましたか。良かったです。」


ここは……?


白い殺風景な部屋。


長い夢を見ていた気がする。



「1ヶ月位寝ていたからもい目覚めないかと思っていました。」


「俺…夢をかばって………。」



ああ…あの時、俺は死ぬかと思ったんだ。



それで………!



「哲!!!」



勢いよくドアが開いて三人が入ってきた。



「無事か……」