「はい」

姉にカフェラテをわたす

「おお!センキュー」

姉は生きてるときより
元気そう
変なはなしだけど…

病気で人生のほとんどを病院のベッドで過ごした姉
あたしはそれが可哀想で
たまらなかった…

だから今楽しそうにしている
姉を無理矢理成仏させにくい


「このカフェラテおいしい!」

あたしが色々と考えてる横で
おいしそうにカフェラテ飲み
やがって…こいつは

「イチゴミルクおいしい?」

「おいしいよ」

「ふーん
あんた 高橋くんのこと
好きでしょ?」

ブーッ

「いやっちょっとイチゴミルク
吹き出さないでよ!!
汚いなぁ」

姉があまりにも突拍子のない
こと言うからつい吹いて
しまったじゃないか!

「んなわけないじゃん!!///
あたしが高橋のこと好き?
やめてよ!あれはムリ
嫌いの間違えだよ!」

慌て口をふく

「え~そう?あたしには高橋くんのこと好きなように見えるん
だけどなぁ」

なっなんなんだ!//
さっきから姉は

「だ.か.ら あたしはあんたのことお見通しなんだって」

そっそうかもしれないけど
高橋のことはほんとに
なんとも思っていない

だってあいつ…

いちいちあたしにつっかっかてきてウザいんだもん
性格は最悪だし…

「でも顔はカッコいいかも…//
って思ったでしょ?」

「いや思ってねーよ!!」

姉はニヤニヤしながら
こっちを見てくる

ウっゼー!

「あのさぁ今は恋ばなする時間
じゃないの!
お姉ちゃんのことをどうにか
しないと」

あたしは必死に話題をそらす

「あ~あたしのことは
放っといて
今は高橋くんとあんたの今後の幸せについて相談しましょう」

「しません!!あたしたちは幸せになんかなりません
ずっと地獄のままです」

「地獄ってあんたぁ
終わったみたいにいわないの~」
「最初から始まってもねーよ!!」
はぁ…
もうやんなる