「断るわけないじゃん。っていうか登下校は2人でって約束したろ!?俺は立花に言われてもそれだけは譲れねぇ」

晴輝ぃありがとう!!

「はぁ?なんでぇ?さっき「いいよ」って言ったじゃん!!」

「志星はゆったかもしんねぇけど俺は言ってないけど?」

そう晴輝がいうと立花美香は悔しそうな顔をした。

「なぁもう離れてくんねぇ?」

立花美香は素直に晴輝から離れた。

「じゃぁ教室戻るか!志星、行くぞ!」

「・・うん」

あたしは歩きながら立花美香を振り返った。

すごく・・落ち込んでる。

なんか申し訳ない気もするけど・・・あたしの彼氏なんだし・・。

「志星?どうした?」

あたしが立花美香を振り返っているのに気がついたのか晴輝が聞いてきた。