俺たちが歩き始めて少しして後ろから足音が聞こえてきた。

「ねぇ慶ちゃん!!本当に後ろに誰かいるよ!!」

彼女はとても焦っていた。

俺はまた後ろを振り返った。

・・・誰もいない

「怖いよ慶ちゃん!!はやく慶ちゃんのとこ行こ!!」

彼女は俺を引っ張るように走り出した。

そして俺の家に着いた。

「よかったぁ・・。誰もついてきてなくて・・」

「・・おぅ」

俺たちは息切れしていた。

少し外で休んでいたとき・・・

「け~ぃす~け~」

「え?」

すると目の前に真里が現れた。

「なんだ真里かよ~驚かすな」

俺はいくら悪い女真里でもストーカーじゃなくて安心した。