俺はそんな真里にだんだん気持ちがさめてきた。

あれだけ毎日話していたのにその日から一度も話さなくなった。

そして時は流れていった。

真里は突然俺を束縛してきた。

俺がほかの女子と話していると

「慶介、ほかの女子と話さないでよ。あたしのこと好きじゃないの?」

とか、俺が友達と遊ぶ約束をした日に真里から誘われて断ったときには

「なんで!?慶介の中では真里が一番じゃないの!?」

とか言ってくる始末。

俺はもう限界だった。

「お前だって今までどうだったんだよ!!俺のこと放っておいて晴輝ばっかで・・・。そんなの耐えられっかよ!!」

「・・・慶介?」

「もう俺とお前の関係は終わりだ。別れよう」

すると真里が泣き出した。

「なんで?真里晴輝に夢中になんかなってないよ?」