今は保健室にいる。そして新道くんに治療をしてもらっている。

「よし！できた！！」

「ありがとう」

「っていうか真里にはこんなにすごい力があったんだなぁ」

「・・・」

さっきは本当にびっくりした。もしかしたら最悪の場合気を失っていたかもしれない。

「本当にありがとね？助けてくれて」

「ううん、っていうかこっちこそごめんね？痛い思いや辛い思いさせて・・・」

「！！そんなことないよ！！意外に新道くんっていい人なんだね」

「意外ってなんだよ！意外って！！」

「はははは」

あたしたちは保健室にいるということにもかかわらず大声で笑った。

散々笑った後新道くんはまじめな顔になった。

あたしは不思議に思って

「どうしたの？」

「あぁ・・志星ちゃんには真里と俺の関係を話そうとおもって」

「・・うん」

「聞いてくれる？」

「うん」