って、男子を家にあげんの?

無理無理無理!!!

しかも知らないし・・・。

「志星、はやく!あ、慶介くんあがって!」

お母さん勝手に上げないで・・・

「じゃぁ・・遠慮なくお邪魔します」

そういって見知らぬ男子が上がってきた。

「あとでお母さんお茶もってくからぁ~」

お母さんはあたしたちを置いてリビングに入っていった。

あたしたちはしょうがなく2階へ。

その間沈黙だった。


「あの自由に座ってください」

「ねぇ?志星ちゃん俺のことわかんない?」

「え?」

そういって慶介っていう男子が顔を近づけてきた。

「ごめんなさい・・知りません。あと離れてください」