【みなさ~ん、お待ちかねのあの告白タイムがやってまいりました~!!】

「「いぇーい」」

【告白しようと思ってる人は外へ出てきてください!】

するとすぐにクラスのみんなは教室を出て行った。

「志星、早くしないと先越されるよ」

真奈がフォローしてくれた。

「うん、行って来る」

「頑張って!!」

「うん!」

あたしは真奈の応援を受けて外へ駆け出した。

そこには大勢の人。

もう告白している人もいる。

このままじゃ本当に先越されちゃう。

晴輝どこ?

「晴輝のことずっと好きでした。付き合ってください」

すると晴輝に告る女の子が目に入った。

「あっあそこだ!」

あたしは人を掻き分けて2人が見えるところへ行った。