アヤメは嬉しそうに

  『いいよ!!』と答えてくれた。


 そして次の日の帰り道

 『んじゃ~後で行くね』

    『ん!待ってるね』

   と笑顔で別れた。


 蓮は真っ直ぐ走りながら家まで帰り

 鞄を投げ捨て

 アヤメの家に走った。


  ハ~ッ・・・

    ハ~ッ・・・


 息を切らしながら

 アヤメの家に着いた蓮は

 ドキドキしながら

 インタ-ホンを鳴らした。



 ピンポ~ン・・・



 ガチャッ


 アヤメが出てきた。


 『いらっしゃい!!』


  『どうぞあがって』


 『うんっ!

   おじゃまします・・・』