『は〜。。ほんと今日どうしよ..。』
携帯の時計を見ると21時をさしていた。
『もお9時なのかあ..。お金ないし、帰るしかないかなあ..。』
目の前に影が出きて、誰かが立っていた。
『ん?』そう思って顔を見上げると、40代前半ぐらいの男が立っていた。
((親父は嫌いなんだよ、))
と、心の中で呟きその場を立ち去ろうと立ち上がり歩きだした瞬間、親父に腕を捕まれた。
いらいらしながら『なに?』と聞くと、
「君、高校生?そんな荷物持ってどこ行くの?もしかして家出?泊まるところあるの?」
質問三昧にうざさを感じた。
『うるさいなあっ!おっさんには関係ないって!』
と、言い残し歩こうとしたら、
おっさんがこう言った。