「おじさん…由美子さん…
ありがとう…色々考えてくれて…
でも…幸絵さんと赤ちゃんが傷つくことはできない…
あの二人には罪は無いもの…
笑って暮らしてもらいたい」

小夜は心から幸絵に対してそう思っている
子供は笑顔の中で育って欲しい

「もちろんあたしが結婚しないで済む方法を見つけます
まだどうしたら良いのか分からないけど…」

最後は力なく俯いてしまった