7月の最初の月曜日、長年通い慣れたビルの下にいた
今日は真新しいスーツに身を包み、背の高いビルを見上げた
…よし!…また今日からお世話になります!
まさか初日から汗だくでシャワーを借りるのも気が引け、遥の車に送ってもらった
「よお!今日からこっちか?
相変わらず遥さんと仲良しなんだな…」
後ろから声をかけてきたのが、誰なのか振り向くことなく分かってしまう
「おはよ!柏木だってラブラブでしょ?
ちゃんと報告は来てるよ…
もうすぐ安定期でしょ!
また遊びに行くね!」
なかなか会えないきらりとはメールのやりとりをしている
まるで毎日会っている学生のように互いの愚痴や悩み、秘密を分かち合っていた
今日は真新しいスーツに身を包み、背の高いビルを見上げた
…よし!…また今日からお世話になります!
まさか初日から汗だくでシャワーを借りるのも気が引け、遥の車に送ってもらった
「よお!今日からこっちか?
相変わらず遥さんと仲良しなんだな…」
後ろから声をかけてきたのが、誰なのか振り向くことなく分かってしまう
「おはよ!柏木だってラブラブでしょ?
ちゃんと報告は来てるよ…
もうすぐ安定期でしょ!
また遊びに行くね!」
なかなか会えないきらりとはメールのやりとりをしている
まるで毎日会っている学生のように互いの愚痴や悩み、秘密を分かち合っていた