この日を境に

憂の物欲はエスカレートしていった。


欲しいものをねだり

ダメなら切れる

時間を置いて

また優しくする…


典型的なドメスティックバイオレンスだ。


麗華は憂が酷く当たってきても

ここを乗り越えれば

また優しい憂が戻って来る事を知っていた。


怒ってても麗華の事が好きなんでしょ・・・


けなげな子だった。