時間も1時間はたち…


飲み会もこうなれば本当に人当たりのもので、俺のように普段から仕事の鬼みたいな奴には誰も寄りもしない…


皆がグループを作り勝手に盛上がる

相変わらず可憐の周りには山田や数人の仲間がいた…

俺は今日ここで何をしてんだ?


俺はたまらなくなり佳寿を探した


奴は後輩にかこまれて楽しそうにやってる


孤独になり俺は可憐に目をむけた


するとちょうど可憐が立上がり、そして席を離れて俺のそばを通りかけた…


いきなりの出来事に俺は焦った


意識せずにはいられない自分に正直恥ずかしいくらいに…


そして思った…



俺は本当にコイツに惚れていると!

すると可憐が俺のそばで立ち止まり俺を見ていた



えっ?



思えば今日は挨拶さえしていない


緊張で息が出来ないくらいだ…


しかし可憐からの言葉は以外なものだった…