優奈は机の上で
うなだれていた。

「はぁ…
何であたしがこんな目に。
てゆうかっ!!」

優奈はとっさに
何かを思い出し
急いで階段を駆け降り
リビングへと向かった。

「おっ!!お母さんっ!?
今思い出したんだけどね…
あのっ!さっき来てた人っ!!
家庭教師にしては若すぎなじゃないっ!?」

「そうなのよ!ごめんね。優奈、言い忘れてた。
悠斗君は家庭教師って言っても、
まだ、19才で一応見習いさんなの♪
まぁ、優奈が1番最初の生徒って事かなぁ?」

お母さん…
そこ1番肝心なとこなんですけど。
でも…待って?
19才?

「えぇぇぇぇぇえ!?
19才っ!?」

「そうそう♪
いいでしょ~?若い先生で♪
それで!明日からはじまりまぁす♪」

優奈の母は、ものすごい笑顔全開だった。
そして
優奈はあ然としていた。