「ただいまぁっ」

玄関に靴を投げ捨て、足早にリビングへと駆け出し

TVの電源スイッチを押す…

どこにでもいそうな女子高生。

小林優奈―

今年高校デビューした彼女は、ちょっとチビ。

「アハッ!これうける~」

優奈は笑みを浮かべていた

ところが、すぐに彼女の笑顔はかき消される

「あんた、テレビばっか見てないで勉強しなさい!」

そんな母の言葉に

「はいはい。」

と優奈は答え、自分の部屋に向かおうとした

その時…

彼女の目の前に1人の男が現れた。

「はじめまして。」