けど何で他の人にばらしたの?!
とは言えない。

気まずいから。

話すことも出来なくて...



メールすら
しようと思えば出来るのに
する勇気すらなかった。

私が晃基に
メールをしようとしても
心と手が携帯を拒むように。


「・・・う・・っ・・」


いつもこんな事で
泣いたりしない私が
泣いていた。


「...どうすりゃあ....いいの...」


迷ってばっかりで
私の心は暗闇に閉ざされていた。