一時間目は藤森先生の授業・・・・
教室に入り黒板の前に立ち自己紹介を始めた。そして歩きながら授業をしている先生を見てたら机の上に紙がおかれた。なかには
《授業終わったら2階の3号室に来て》っと書いてあった。
授業も終わり2階へ猛ダッシュした。
「失礼します」
目線の先には藤森先生が立っていた。
なんだか寂しそうな目をしていた。
「先・・・生?」
するとびっくりしたようにこっちを見た。
「おぉ、冨永か・・」
「どうしたの?」
「ん?何が?」
「さっき悲しそうな目してたから」
「なんもないよ」
そう言うと近くに来て
「お前悩んでないか?」
っと聞く。
「えっ?別に・・・・」
「ならいいや」
そう言い残すと1階へ行った。