「そうだ!龍人君、
 今日泊まっていきなさい」

「「は?!」」

 え?ちょ待っ・・・!!
 私はどうなるー!!

「え・・・と・・・」

 ええい、私を見るな!好きにしろ!

「・・・好きにしろ。俺は風呂に入る。
 母さん龍人に部屋。
 俺の部屋に入れんなよ。
 姉のものぐちゃぐちゃにされたくねぇ。
 龍人、風呂に入ってきてみろ。
 ぶっ殺すからな。入ってきたら絶交だ」

「はいはい。じゃぁ龍人君には・・・
 お兄ちゃんの部屋ね。
 行くわよ。いい?」

「あ、はい。あの・・・」

「ちなみに部屋は翔の部屋の隣よ」

 なんて笑いながら話してる。


 洗面所にジャージを置く。
 リビングから
 
『じゃぁ、俺着替え持ってきます』 

 と言う龍人の声。
 そのまま帰れ!!
 
 お風呂の温度は42℃。
 ちょっと熱め。
 バスタブに入りリラックスすると、
 お昼の出来事がフラッシュバック!!
 
 疲れてる龍人
 
 焦ってる龍人
  
 龍人のキス・・・
 


 全部龍人ーーーーー!!!
 
  






 お風呂から出た私はジャージを着て
 タオルで髪の水分を飛ばす。
 肩にタオルをかけリビングへ。

 リビングへ行くと・・・・
 もう龍人が帰ってきていた。

「龍人君、お風呂入っちゃって」

「あ、はい。じゃぁ失礼します」

「母さん、今日の晩御飯ピザでいい?」
 
「いいわよー」

 よし!