それから、私は急いで梨乃に
言われた大学病院に向かった。
「竹内 流依はどこですか?」
受付の人に聞いた。
「集中治療室です。」
集中治療室…。
一体、何があったの?
受付の人に言われた集中治療室に向かった。
「あずっ!」
そこには涙を流す梨乃雄太がいた。
「ねぇ、何があったか教えて。」
中を見るとたくさんの機械につながれている
流依がいた。
「事故だったの。
パトカーに追いかけられてる車に
つっこまれて…。」
苦しそうに話す梨乃に変わって
今度は雄太が話し始めた。
「俺ら、救急車の音が近くでするから
見に行ったんだ。
そしたら、流依だった。
あいつ、でっけー花束なんか持ってたよ。
あずに渡すつもりだったんじゃないかって…。」
嘘…。
私、流依に謝りたくて。
愛してるって伝えたくて。
やっと、その日が来たと思ったのに。
なんで…。
流依の姿は見えるのに、
すごく遠くて。
流依の体はボロボロで。
「犯人は捕まったから。」
雄太は私を安心させるかのように話す。
「でも、流依はどうなるの?」
「……。わかんねー。」
分からないって、何それ。
どういうこと?
死んじゃうってこと???
そんなの、私どうしたらいいの?
言われた大学病院に向かった。
「竹内 流依はどこですか?」
受付の人に聞いた。
「集中治療室です。」
集中治療室…。
一体、何があったの?
受付の人に言われた集中治療室に向かった。
「あずっ!」
そこには涙を流す梨乃雄太がいた。
「ねぇ、何があったか教えて。」
中を見るとたくさんの機械につながれている
流依がいた。
「事故だったの。
パトカーに追いかけられてる車に
つっこまれて…。」
苦しそうに話す梨乃に変わって
今度は雄太が話し始めた。
「俺ら、救急車の音が近くでするから
見に行ったんだ。
そしたら、流依だった。
あいつ、でっけー花束なんか持ってたよ。
あずに渡すつもりだったんじゃないかって…。」
嘘…。
私、流依に謝りたくて。
愛してるって伝えたくて。
やっと、その日が来たと思ったのに。
なんで…。
流依の姿は見えるのに、
すごく遠くて。
流依の体はボロボロで。
「犯人は捕まったから。」
雄太は私を安心させるかのように話す。
「でも、流依はどうなるの?」
「……。わかんねー。」
分からないって、何それ。
どういうこと?
死んじゃうってこと???
そんなの、私どうしたらいいの?