「あず!あず!」

流依が私を呼んでる。
ご飯、失敗したのかな?


「おぃ!あず、帰る時間だぞ」

目をあけると、流依の顔がうつった。

「あれ?ご飯は?」
「何、言ってんの?
 帰んぞ」

夢だったんだ。
良い夢だった。



帰り道

「夢見たよ。
 流依がお父さんになってて
 子供が2人とお腹に一人。」

私が今日見た夢を流依にはなした。

「そっかぁ。
 じゃあ、正夢にしよっか?」

ニコニコ笑って
でも顔はちょっと赤い流依。
これって…プロポーズ?

「プロポーズ??」
「っせーよ!!」

手を握って歩く私達。
私の未来に流依はいますか?
流依の未来に私はいますか?
お互いの未来にお互いがいますか?

ずっと
一緒にいたいって本当に
強く思ってたよ。