ちょっと恥ずかしくなるけど
流依は遊ぶ気満々!

「おっ!あれ乗ろうぜー」

流依が指を指したのは
いきなりすっごいジェットコースター。
列は長かったけど私たちは列の最後に
並んで待った。

「次、どれ行く?」

遊園地の地図を見ながら話す。

「お化け屋敷だなっ」

私は怖いのなんて本当は
すっごくすっごく無理なんだけど
流依が行きたそうにしてるから
渋々、次はお化け屋敷に入ることに。

そんな普通の会話をしてれば
次は私たちが乗る番。

「大丈夫かーあず。」
「大丈夫だよ」

ガタガタと音を立ててのぼって行く。
ずいぶんと上がったところで
前の道が見えなくなり急降下。

「キャー!!」

そこからはスピードをあげて
ぐんぐんと進んだ。