帰り道
「あぁ、スウェーデン1位
とりてーのに」
悔しそうに流依が言った。
「まだ分かんないじゃん!
流依は何走?」
「俺はアンカー!」
アンカーはとっても重要。
そこに流依が入ってくれたのは
もちろん嬉しいことなんだけど。
流依は1位しか取りたくないらしくって…。
頑張って!!
心の中で流依を応援した。
「あっ!そーだそーだ。
いつデートする?」
悔しそうな顔は一気に消え
笑顔になった流依。
私たちの間にぎこちない会話は
いつしか消えていて
笑顔ばかりがこぼれていた。
「んーとねぇ…
出来たら部活が休みの日が
いいかなぁ。」
高校生になったら
もうちょっとは自由になれるかな?
そしたら、本当はねずっと
一緒にいたいな。って思ってたんだよ。
「じゃあ7月12日は?
日曜だし。」
今日は7月1日。
日曜日は大会もなかったし
大丈夫だと思う。
「うん。いいよ」
毎日毎日、一緒に帰るけれど
帰り道はそこまで長くもなくて…。
毎日毎日、まだ家についてほしくないなぁ。
なんて思ってた。
それだけ、流依の事が
大好きだから。
「あぁ、スウェーデン1位
とりてーのに」
悔しそうに流依が言った。
「まだ分かんないじゃん!
流依は何走?」
「俺はアンカー!」
アンカーはとっても重要。
そこに流依が入ってくれたのは
もちろん嬉しいことなんだけど。
流依は1位しか取りたくないらしくって…。
頑張って!!
心の中で流依を応援した。
「あっ!そーだそーだ。
いつデートする?」
悔しそうな顔は一気に消え
笑顔になった流依。
私たちの間にぎこちない会話は
いつしか消えていて
笑顔ばかりがこぼれていた。
「んーとねぇ…
出来たら部活が休みの日が
いいかなぁ。」
高校生になったら
もうちょっとは自由になれるかな?
そしたら、本当はねずっと
一緒にいたいな。って思ってたんだよ。
「じゃあ7月12日は?
日曜だし。」
今日は7月1日。
日曜日は大会もなかったし
大丈夫だと思う。
「うん。いいよ」
毎日毎日、一緒に帰るけれど
帰り道はそこまで長くもなくて…。
毎日毎日、まだ家についてほしくないなぁ。
なんて思ってた。
それだけ、流依の事が
大好きだから。