部活が終わって
急いで校門に向かった。
「バイバイ!」
「じゃーね!」
雄大と一緒に帰る梨乃に
別れを告げて流依の
元に行った。
「ごめん、待った?」
「んーん。大丈夫」
Vサインを私に向けて
笑顔をくれる。
開いた片手で手を繋ぐ。
流依の手。
大きくて、だけど温かくて
ホッとする。
流依に告白された大きな川
まで歩いてきた。
他愛もない会話はやっぱり
まだ少しぎこちないけど。
「もうちょっと話そうぜ」
そう言って大きな川の
前に鞄を置いた。
隣には綺麗に咲く桜。
ときおり散ってくる花びらもまた
綺麗で。
そんな中で流依を
見つめてると流依も私の方を
向いて…。
引き付けあうように初めて
キスをした。
散ってくる花びらに隠れるように
静かなキス。
私は少し背伸びをして
つま先で立って…。
唇からも流依の体温が伝わった。
恥ずかしいけど幸せ。
ずっとずっと、こんな
幸せな毎日が続きますように。
心の中でそう思ってたんだ。
急いで校門に向かった。
「バイバイ!」
「じゃーね!」
雄大と一緒に帰る梨乃に
別れを告げて流依の
元に行った。
「ごめん、待った?」
「んーん。大丈夫」
Vサインを私に向けて
笑顔をくれる。
開いた片手で手を繋ぐ。
流依の手。
大きくて、だけど温かくて
ホッとする。
流依に告白された大きな川
まで歩いてきた。
他愛もない会話はやっぱり
まだ少しぎこちないけど。
「もうちょっと話そうぜ」
そう言って大きな川の
前に鞄を置いた。
隣には綺麗に咲く桜。
ときおり散ってくる花びらもまた
綺麗で。
そんな中で流依を
見つめてると流依も私の方を
向いて…。
引き付けあうように初めて
キスをした。
散ってくる花びらに隠れるように
静かなキス。
私は少し背伸びをして
つま先で立って…。
唇からも流依の体温が伝わった。
恥ずかしいけど幸せ。
ずっとずっと、こんな
幸せな毎日が続きますように。
心の中でそう思ってたんだ。