□□□
シャワーはなんとか、10分ジャストで終わらせた。
しかし学校はあんまし間に合わなそう。
私は制服に着替え、眼鏡をつけて、リビングへ行った
「莉久、俺行くから」
「えー!ちょっと待ってよ!私のお弁当は?」
私は髪を結びながら言った
昨日は大事な和泉ちゃんのお弁当貰っちゃったから
今日こそは、自分のを…
「ねーよ、んなもん」
( ̄□ ̄;)ノ!!
「じゃあ、どやって食べるの!?」
「ん…コンビニで買ってくる」
「私は!?」
「莉久んとこの学校、食堂あんだろ?」
「マイマネー、ノー財産」
「じゃあ俺のやるから!」
利宇は自分の財布から500円を出して、私に投げた。
「んじゃ、行くから!じゃな」
―ガチャ
「うん…って!私も行かなきゃ!」
スクバを手に持ち、利宇に続き、私も家を出た。