――――………


―――――……………



「……く!」


ん…


「……莉久…!」


何…?


「…起きろ!」


はいはい


「…莉久起きろ!学校遅刻すんぞ!」


「聞こえてるってばぁ」


私は、渋々布団から出る。

「お前昨日、風呂入ってねーだろ?早く入んねーと、遅刻すんぞ?」


利宇はそう言い残し、部屋を出ていった。



風呂……



「あぁ、そー言えば…昨日入ってなかったなー」


そのまま寝たんだよね



「わぁ…!学校遅刻するっ…と思われる!」


私は制服を持ち、ダッシュで部屋を出て、風呂場へ向かった