side:利宇





―ジャー



莉久のヤロー

絶対意味分かってねーだろ…



「…ハァ……」


先が思いやられる


只でさえ童顔の癖に…
俺が小学生の頃とか、どんなに嫌がらせがあった事やら…




眼鏡外したあいつは、絶対危ない…


俺の中の、小動物的危険本能が言っている。



「大丈夫か…?あいつ。」


学校が違うからなー

助けてはやれねーけど

相談には乗ってやらねーとな。





俺はシャワーを終えて、ジャージに着替え

台所へ向かった。