「赤髪は一宮 芯。
母は世界的にも有名な女優で父は俳優。
性格はテンションの高い奴」

と、登子が指を2の数にした。



「最後に金メッシュ!
十我 隼斗。世界のTOGAグループの、社長の息子で、学園の王子のリーダー!学校内では一番モテる人。
…もはや学校外でも知らない人はいないってくらい」


へぇ〜…、てか



「皆…家柄が素晴らしい程にすごいね…」


「本当だよね、逆に気持ち悪いよ!」


「良いんじゃない?少しぐらい、そうゆうキャラが居たって」


まぁ…確かにあの三人、芸能人並にカッコ良かったよね


「ん?莉久」


「何?和泉ちゃん」


「銀色の髪した男は居なかった?」


銀色の髪…?


保健室に居た頃を、思い出す。



「別に居なかったよ?」


「ふーん、そうなんだ」



―キーンコーンカーンコーン