いともあっさりそう言った先輩を唖然と見詰める。
「ちょっと・・・待って下さい?えーと・・・意味分かってます?」
「んーと。お付き合いするってコトでイイ???カレカノッ、恋人同士~★」
「・・・・」
「・・・・あれ?違った?」
「・・・・」
違わないケド。
こんなアッサリでイイの?
・・・てか、
先輩の恋人同士の定義が非常に不安なんですけど・・・。
にこぉっと先輩が笑う。
「じゃ、恋人同士なんだからキスしてもイイよねっ♪」
「ええっ・・・・それは・・・!!」
教室内のちゅうコールは益々ヒートアップ。
拒否する理由もなくて逃げ場をなくす私―――
誰か、助けてっ