「に…にっ西田くん!」



やばい…顔が…赤くなる。


「今日、委員会あるって。」

「わ…かった。」


「んっ了解。」


西田くんがあたしの頭をポンと撫でて

爽やかに去っていく。

……か…かっかっこいい!




「………い……おーい。」

「ふぇっ?」


「美緒ちゃん何トリップしてるのー。」


勘弁してよ。なんて高木玲が呟く。


「お前、アイツには勝てんだろ。」


「…負けねぇよ。」


「あら、美緒モテモテね。」


「…………ん?」